エリア 中南

スタバ弘前 和モダンのおもてなし

2015.04.21

 弘前市役所本庁舎に隣接する国登録有形文化財「旧第八師団長官舎」を活用して出店するスターバックスコーヒー弘前公園前店がオープンを前に報道陣に公開された。店内にはかつての同官舎の写真が飾られたり、こぎんのデザインがあしらわれたりと、風情たっぷり。スタバ側は「全国に例のない、和風でモダンな店になった。建物の歴史を今の時代に伝えられるよう、おもてなししたい」としている。
 同店は会議室だった場所に接客カウンターを置き、控室と二間続きの和室を客席空間として改装した。座席は店内46席、テラス席が6席。
 和室だった飲食スペースは地域性を生かして、天井に青森ヒバの板を使用、長椅子にこぎん刺しを取り入れるなどしている。床は板張りだが、改装前にあった畳のへりが意匠として残された。また、控室だったスペースには昔の同官舎の写真などが飾られている。
 スターバックスコーヒージャパンの関根純最高経営責任者(CEO)は「100年近い歴史がある建物を借りるので緊張と責任を感じるが、以前とのギャップを楽しんでほしい」などと語った。
 旧第八師団長官舎は1917(大正6)年建築。スタバ出店に際しての改装工事は全て市がチェックし、原状回復できるよう建具や床材なども保管しているという。(東奥日報社)

 

元の会議室に設けられたカウンター。照明にはブナコが使われている

元の会議室に設けられたカウンター。照明にはブナコが使われている

二間続きの和室を改装した飲食スペース

二間続きの和室を改装した飲食スペース

(東奥日報社)