エリア 中南

こぎん刺しの駒とゲームボード 伝統の技と「遊び心」融合

2016.09.18

 こぎん刺しは、江戸時代の農民たちが、津軽の冬の寒さをしのぐため麻の衣服の布目を木綿糸で刺し重ねたのが始まりとされている。細かい幾何学模様が特徴で、現在ではポーチ、手付き巾着など多様な作品がある。成田貞治社長(67)が「遊び心で作った」とするのが、こぎん刺しで作ったオセロ風ゲームの駒とゲームボード。木目の美しいゲームボードは弘前工芸協会の職人が作製。注文から完成まで約3カ月かかる。駒の色やデザインは、相談に応じて変えることができる。
 シックな木製のゲームボードとモダンなデザインの駒のコントラストが、和の魅力を放つ。成田社長がパリへの出張に持参した際、現地のバイヤーたちが絶賛したというのもうなずける。(東奥日報社)

(東奥日報社)