エリア 中南

「宇宙学校・ひろさき」に川口教授が登場

2016.10.22

宇宙開発の未来像を語った川口教授

宇宙開発の未来像を語った川口教授

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者が宇宙科学について説明する「宇宙学校・ひろさき」が弘前市中央公民館相馬館で開かれた。同機構の川口淳一郎教授=弘前市出身=らが講演で、宇宙開発の未来像などを語った。
 「宇宙学校」は1995年度から全国各地で開催されており本県では初めて。JAXAと「星と森のロマントピア・そうま」の主催で、小学4年から中学3年までの児童生徒と保護者計約160人が聞き入った。
 川口教授は「太陽系大航海時代に向けて」と題して講演。SF小説仕立てで、研究者らが宇宙空間に暮らし、人造人間が宇宙の資源採掘に向かう-といった自作のストーリーを読み上げ「今後、数十年のうちに宇宙で生命体が見つかり、資源利用も始まるだろう」などと展望を語った。
 また祖父が弘前市出身という中村正人教授も、2015年の金星探査機「あかつき」の軌道投入成功までの道のりを紹介した。
 来場者からは、川口教授が指揮した惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトも含め、宇宙に関する熱心な質問が相次いだ。弘前大付属小4年の大中廣太郎君(9)は「宇宙に興味がある。分かりやすい話で盛り上げてくれて楽しかった」と話した。(東奥日報社)

(東奥日報社)