西北

風光明媚な車窓80周年

2016.07.30

五能線全線開通80周年の式典後、記念写真に納まる関係者=深浦町舮作

五能線全線開通80周年の式典後、記念写真に納まる関係者=深浦町舮作

 JR東日本秋田支社は深浦町舮作にある五能線全通記念碑の前で、同線の全線開通80周年記念式典を開いた。JRや地元の関係者など34人が出席。「地域の足」として沿線住民に長年親しまれ、近年は観光路線として人気を集める路線の節目を祝った。
 式典でJR東日本秋田支社の菊地正支社長は、赤字ローカル線の五能線が廃線の危機から観光路線として再生してきた経緯に触れ「今後も地域のみなさんと手を携えて路線を活性化させていきたい」とあいさつ。平山誠敏・五所川原市長は「沿線の観光振興の機運を盛り上げ、地域一丸となり交流人口増加を図っていきたい」と述べた。
 くす玉割りの後、参加者全員が近くの踏切に集まり、この日運行された80周年記念列車を見送った。沿線の各駅でも地元有志が乗客の歓迎行事を行った。
 五能線は1936年7月30日、最後まで残っていた陸奥岩崎-深浦間の開通により全通した。1997年に運行が始まった観光列車「リゾートしらかみ」は、風光明媚(めいび)な車窓と沿線の多彩な観光メニューが人気を集め、2014年度は約10万人が乗車した。
(東奥日報社)

(東奥日報社)