エリア 中南

観光資源への活用法考える 弘前・土木フォーラム

2016.11.07

土木と観光をテーマに意見交換したパネルディスカッション

土木と観光をテーマに意見交換したパネルディスカッション

 土木と暮らしとの関わりについて考える「青森土木フォーラム」が、弘前市の弘前文化センターで開かれた。観光をテーマに講演や討論会を行い、県内の建設関係者や学生ら約230人が、土木現場や施設を観光資源に活用する可能性について考えた。
 建設団体や学術機関などによる実行委員会(委員長・長谷川明八戸工業大学学長)が毎年開催しており、今年で9回目。弘前市公園緑地課弘前城整備活用推進室の神雅昭室長が「弘前城天守曳屋(ひきや)と公開型工事」、西目屋村産業課の西澤彰観光係長が「津軽ダムと観光」と題して講演した。
 続いて土木施設などを観光する「インフラ観光」についてパネルディスカッションを行い、神室長、西澤係長のほか、弘前観光コンベンション協会の坂本崇事務局長、旅行会社たびすけ(弘前市)の西谷雷佐代表、6月に台湾の二つのダムを視察した弘前大学理工学部4年の永山芳煕さん、東奥日報社弘前支社の夏坂昌芳編集部長がパネリストとして参加。片岡俊一弘大准教授が進行役を務めた。
 パネリストからは「観光客の知的好奇心を満たす語り部が必要」「工事や施設の公開で一般の理解が深まれば、技術者にとっても誇りになる」「仕事の邪魔にならないよう、ツアーを形成する側と現場との間を調整するルール作りが大切」などの意見が出た。
(東奥日報社)

(東奥日報社)