下北 明鏡

【大間町のいいところ】町内でも寒暖差 本州最北端の夏

2017.01.31

 下北半島は「まさかり半島」とも呼ばれ、刃先の部分は本州最北端に当たる。そこがわが大間町の大間崎と沖合600メートルにある弁天島。大間崎と弁天島の間の水路は潮の流れが速い「クキド瀬」で、川の急流のような感じがする。弁天島には大間埼灯台がある。津軽海峡の対岸は北海道で、天気が良い日は函館市がはっきり望める。
 初夏には弁天島の東側海上は濃霧に覆われ、一方の西側海域は快晴で暑く汗だくになる。この時季は同じ町内であっても、半袖を着ている人と長袖を着ている人がいて、極端に言えば東でストーブ、西でクーラーを使うほどの違いが出てくる。この現象はヤマセの影響であり、漁にも影響が出る。この季節は昆布やイカなどの漁が始まり、やがてマグロ漁も待っている。漁師町に活気が出てくる大間の光景である。
(大間町・武田將毅)

(東奥日報社)